情報バラエティー番組デビュー

2日(金)、フジテレビの「バイキング」という情報バラエティ番組に呼んで頂き、バラエティという未知のフィールドを経験してきました。

未知のフィールドということで多少不安もありましたが、MCの坂上忍さんや榎並アナ、それに共演させて頂いた専門家の方が予想以上に礼儀正しくフレンドリーな方々だったおかげで緊張することなく無事に情報バラエティー番組デビューを果たすことが出来ました。

バイキング

一見強面で威圧的に見え、辛口のコメントをされていた飯島内閣参与ですが、CM中には異なる意見を述べる立場だった小生と経済ジャーナリストの荻原博子さんに向かって「勝手なことを言ってすみませんね」と声をかけ周囲に心配りをされるという、画面を見ているだけでは想像できない一面を見せてくださいました。

台本では、小生は12:30頃から「安倍・トランプ会談」「TPP」「日ロ首脳会談」の3つのパートに参加予定でしたが、最初の「東京オリンピック」問題で議論が白熱し、時間がかかった関係で「TPP」の議論はカット。小生の出演時間は予定より短くなりました。

担当ディレクターから「台本は理想形だと思ってください」と言われていたので想定内ではありましたが。これも生放送の醍醐味。

番組で話し足りなかった部分は、5日(月)19:15から恵比寿ガーデンプレイスで開催する「マーケット・エコノミー研究会~トランプ大統領誕生後の世界経済と金融市場」で喋り倒させて頂くつもりですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

番組の討論テーマは「金融・経済」ではなく「政治」に関するものでした。ですので、政治界のフィクサーである飯島内閣参与には「政治を遠くから双眼鏡で見るようなコメント」という辛口のコメントも出ました(この発言に対して前述のとおり飯島内閣参与からフォローがありましたし、番組内でそれぞれが役割を持っていたので何のわだかまりもありません。念のため)。

付け加えておくと、「金融・経済」を動かすのは、「政治」のインサイダーではないということ。「政治を双眼鏡で遠いところから見ている人間」が決めているということです。

もし、「金融・経済」を「政治」のインサイダーの思惑通りに動かせるのであれば、アベノミクスは今頃大成功して日本経済も復活していたでしょうし、トランプ大統領が誕生することもなかったはずです。

投資家の中にも、「政治」などについてインサイダー的内部情報を欲しがる人が多いですが、個人的には一般的に公開されている情報で十分だと思っています。

情報が市場に影響を及ぼすのは、それが漏れた時ですので、「誰も知らない情報」が市場を動かすことは出来ないからです。インサイダー情報を持っている方が収益機会という点で有利なことはいま目ませんが、それがなくても必要な投資利回りを確保することは十分可能なのですから。

また、こちらは極めて短い時間でしたが、2日(金)早朝テレビ朝日系で放送されている「グッド!モーニング」でも、パネルで専門家コメントが紹介されました。

1日に2回も地上波テレビで取り上げられるのは初めての経験。思い出深い一日となりました。

★世界を驚かせたトランプ大統領誕生。中長期的に世界経済と金融市場にどのような影響が及ぶのかについて、元ファンドマネージャーの立場からの私見をお話しする「マーケット・エコノミー研究会」。来週月曜日開催です。

【日時】12月5日(月)19:15~20:45(開場 19:00)
【会場】恵比寿ガーデンプレイス 21階 DMM 本社会議室

お申し込みはこちらから
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投資信託は「運用商品」に非ず

「投資家に毎月分配金を払う投資信託のうち8割が、原資の過半を元本を取り崩して充てていることが分かった」(1日付日本経済新聞)

久しぶりの毎月分配型投信に対する批判的な記事。

筆者は毎月分配型投信ブームを作った会社で、株式やオプションを用いたヘッジファンド的運用を行っていた経験があり、最初から毎月分配型投信は運用商品とは言えないと思っている。

そもそも毎月分配型投信は、運用で存在しているのではなく投資信託の会計ルールによって存在し得る商品だからだ。極論すれば、毎月分配型投信には運用能力など必要がない。必要なのは、毎月分配型投信を組成できる運用対象だけ。

とはいえ、「分配原資の過半を元本を取り崩して充てている」という批判も無責任だと思っている。それはほとんどの批判が、投資信託の歴史的経緯や元本認識を含めた会計ルールを無視したもので、一般投資家に対する正しい情報だといえないからだ。

運用商品としてあるべき姿でない商品だということに関しては同感だが、投信の会計ルールに則っているいる限り「元本を取り崩している」という批判は的外れだともいえる。

よく言えば、毎月分配型投信というのは、融資と投資を組み合わせたハイブリッド型。

問題は、毎月分配型投信の仕組みなどを販売会社の担当者が正しく理解しているかだ。小生が在籍していた時代に、会計ルールを含めて毎月分配型投信の仕組みとその問題点を理解している人はほとんど存在しなかった。

「毎月分配型投信は『年金生活の足しになる』と中高年層の投資家を中心に人気がある」(同日本経済新聞)

毎月分配型投信が投信の主要商品として登場してからほぼ20年がたった今、2000年当時と同じようなコメントが加えられているということは、状況はほとんど変わっていないことの証明であり、顧客に対して商品性が正しく伝わっていないことの表れ。

こうした状況の原因が、顧客サイドの知識に原因があるのか、販売サイドの知識や伝え方に問題があるのか。個人的にはそこが大きなポイントであるように感じている。

投資信託運用経験者OBという立場から、一般の方にアドバイスしたいことは、「投資信託は『運用商品』である」という幻想を抱かないことだ。

投資信託は「運用商品」ではなく「販売商品」である。

これが投資信託会社を含め、長年資産運用に携わってきた業界OBが抱いている結論。「販売商品」を「運用商品」であるがごとく販売し、不幸にして顧客がそう思い込むことから、様々な誤解や問題が生じてしまうのだ。投資信託は「販売商品」だと考えれば、投資家の金融リテラシーも向上するように思えてならない。

近いうちに、投資信託に関するセミナーを開催して、業界の内側を含めていろいろな情報を提供していきたいと考えているので、乞うご期待。

★ 世界を驚かせたトランプ大統領誕生。中長期的に世界経済と金融市場にどのような影響が及ぶのかについて、元ファンドマネージャーの立場からの私見をお話しする「マーケット・エコノミー研究会」。来週月曜日開催です。

【日時】12月5日(月)19:15~20:45(開場 19:00)
【会場】恵比寿ガーデンプレイス 21階 DMM 本社会議室

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「強いドルを望む」≠「円安を望む」

「ゴールドマン出身のルービン氏、ポールソン氏は、ともに財務長官時代に「強いドルを望む」と主張してきた歴史がある」(日経電子版)

「ゴールドマン(ウオール街)出身者=ドル高論者」こうした根拠なき決めつけが、投資における典型的な失敗パターンの一つ。

★世界を驚かせたトランプ大統領誕生。中長期的に世界経済と金融市場にどのような影響が及ぶのかについて、元ファンドマネージャーの立場からの私見をお話しする「マーケット・エコノミー研究会」。来週月曜日開催です。

【日時】12月5日(月)19:15~20:45(開場 19:00)
【会場】恵比寿ガーデンプレイス 21階 DMM.com 本社会議室

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https://event.dmm.com/detail?event_id=74079

大統領選挙、再集計

「米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利したウィスコンシン州の選挙管理委員会は25日、第3党『緑の党』候補だったスタイン氏らの要請を受理し、来週以降に投票結果を再集計する見通しだと発表した」(26日付時事通信)

もしこれによって選挙結果が覆るようなことになれば、金融市場は悲劇に見舞われることになる。おそらくブレクジット以上の衝撃。
クリントン候補が得票数でトランプ氏を200万票以上リードしていたことで、選挙結果や制度を疑問視する声もあるが、それは筋違い(今回の異議申立てはこうした理由ではないが)。

原則勝者総取りというルールの中で、勝ち目のない州では積極的に戦力を投入しないというのは当然の戦略。もし、得票数によって選挙人を案分する制度であれば、勝ち目のない州でも負け方を気にした活動を行っていたはずだ。要するに、200万票もの差というのは、勝者総取りというルールの中での選挙戦略の結果であり、クリントン候補の方が国民の支持が高かったことを示したものではない。

テニスなどセット数を争うスポーツで、敗者の方が取ったゲーム数が多いことがままあるのと同じこと。

救われるのは、クリントン陣営が今のところ再集計などを主張していないこと。


「トランプ大統領誕生後の世界経済と金融市場」

世界を驚かせたトランプ大統領誕生。中長期的に世界経済と金融市場にどのような影響が及ぶのかについて、元ファンドマネージャーの立場からの私見をお話しします。

【日時】12月5日(月)19:15~20:45(開場 19:00)
【会場】恵比寿ガーデンプレイス 21階 DMM.com 本社会議室

お申し込みはこちらから

※ 同内容及び金融・経済に関する講演、セミナーをご希望の方はこちらからご連絡ください
  (全国対応可)。主要な講演テーマ等はこちら

早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校「アベノミクスを通して学ぶ金融・経済」

来年1~2月に早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で行う「アベノミクスを通して学ぶ金融・経済」(90分×5回)。

ありがたいことに早稲田側から募集開始から10日間で当初予定していた定員30名がほぼ埋まったという連絡を頂きました。

それに伴い、会場を一回り大きな教室に変更し、定員を50名に増やすことになったようです。

金融・経済に興味を持って下さっている方が多くいらっしゃることが分かり嬉しい限り。期待を裏切らないよう、誰にでも理解して貰えるような講座にする責任を強く感じる。

金融・経済に関する知識の重要性を認識しつつも、どこからどのように学んでいったらいいのか分からないでいる方がいらっしゃいましたら是非お早めに。

早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校「アベノミクスを通して学ぶ金融・経済」

近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

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