将棋ソフト名人に連勝~コンピューターソフトが人間を超えられないもの

「将棋の第2期電王戦二番勝負第2局が20日、姫路市の姫路城で指され、後手のコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」が佐藤天彦名人(29)を破った。棋士とソフトが戦う電王戦は2012年に始まり、形を変えながら続いてきたが、今年で終了。昨年から棋士とソフトの代表が二番勝負を戦う形となり、2年連続で棋士の連敗で終わった」(20日付日経電子版

昔からの将棋ファンの一人としては残念な結果ではある。

しかし、コンピューターソフトとの勝負はハンデ戦でもあり、棋力が同じならコンピューターソフトが勝つのは必然。名人戦7番勝負を戦っている最中というのも佐藤天彦名人にとってハンデだったはず。

逆の立場から見れば、コンピューターソフトの棋力が完全にトップ棋士に追いついたという証明でもある。

忘れてはならないことは、将棋ファンは勝ち負けだけに興味があるのではなく、盤を挟んだ棋士が織りなすドラマを含んだ勝敗が好きなのだということ。

ドラマを生むのは人間であり、コンピューターソフトではない。現にコンピューターソフトNo1を決める戦いが名人戦や藤井壮太4段のように社会の注目を浴びることははい。
スポンサーサイト

村田諒太タイトル獲得ならず ~ ボクシングの罠にはまった村田

新チャンピョンが一度に3人誕生するという、日本ボクシング界にとって歴史的な日になるはずだった

しかし、トリプルタイトルマッチのトリを飾った主役の村田諒太が、採点競技でもあるボクシングの罠にはまってしまった。

格闘技ボクシングとしてみれば完全に村田諒太が勝者だったバズだが、マストシステムを採用する採点競技ボクシングでは、苦し紛れのパンチを含めて手数を出し続けた相手に勝利を手にすることは出来なかった。

皮肉なことは、アマの頂点を極めたオリンピック金メダリスト村田諒太が、アマチュアに近付くプロボクシングの採点方法の前に世界でチャンピョン目前で敗れ去ったこと。

問題は、終始圧力を掛け続け、格闘技としてのボクシングでは勝者だった村田が、これまでのスタイルを変えるかどうかだ。今のスタイルでKOできれば問題はない。しかし、今のボクシングスタイルでは判定になった場合負けるリスクのあることが明らかになった。

今回の判定を「疑惑の判定」と割り切って今のボクシングスタイルを続けるのか、判定になったら負けるリスクがあると考えてボクシングスタイルを変えるのか。

プロボクサー村田諒太にとって今回の試合は大きな分岐点となるかもしれない。村田諒太が今回の結果をどのような形で受け止めて再起してくれるかが、ファンとして最大の楽しみだ。

GDP11年ぶりの5期連続プラス ~ 虚構の景気回復

「5四半期連続のプラス成長はリーマン・ショックの前、2005年1~3月期から06年4~6月期まで6四半期連続で伸びて以来、約11年ぶりだ」(日経電子版

とはいっても、生活実態を反映する名目GDPはマイナスですから。

デフレからの脱却を最優先課題であるなかで実質GDPだけを取り上げて騒ぎ立てるのはナンセンスな話。因みに2017年1-3月期のデフレーターは▲0.6。11年ぶりの5四半期連続上昇は、物価の下落によって算出された見かけの数字に過ぎない。

5四半期連続成長と騒いだところで、そのうちの3四半期はデフレーターがマイナス。国民の景況感とGDP統計に乖離が生じるのも当然。

因みに11年前に6四半期連続成長を記録した06年4~6月期の期間、デフレーターは6四半期連続マイナスだった。

動画が公開されました

先日ゲスト出演させて頂いた「デモクラシー・タイムズ~荻原博子の危ないお金の話」が公開されました。
テーマは「年金」で、前後半約30分、計約60分の動画です。

(前半)https://www.youtube.com/watch?v=CqkoYrywYiI
(後半)https://www.youtube.com/watch?v=fiRS06g3OaQ&t=154s

花粉症の名残りで鼻水をすすっていたので、お聞き苦しい点がありますが、その辺はご容赦ください。

森友土地問題 「深さ3メートルより下には廃棄物はない」~初めから分かり切ったこと

「学校法人「森友学園」への国有地格安売却問題で、売却直前の2016年4月に小学校建設の設計業者が学園顧問弁護士に対し、「深さ3メートルより下には廃棄物はない」とする内容のメールを送っていたことが分かった」(16日付時事ドットコム

「深さ3メートルより下には廃棄物はない」ことは、施工経験のある人間ならば初めから分かっていたこと。本当に存在していた方が驚きである。このことは2カ月以上前に公表した拙コラム「森友学園と国の「危険な共謀」仕組まれたゴミ混入率が意味するものとは?」で指摘済みである。

民進党は、こうした事実は8億円値引きに安倍総理夫妻の不当な政治的介入があったことを裏付けるものだと主張したいようだが、そんなに単純ではない可能性が高い。もう一ひねりが必要だ。

籠池氏と安倍総理、昭恵夫人の目標は小学校の認可であり、国有地を安く払い下げてもらうことではなかったとすると、安倍総理や昭恵夫人が、国有地の払下価格を引き下げるように口利きをしたとは考えにくい。

安倍総理夫妻が森友学園に小学校開設認可を希望する中で、財務省が大きなミスをしでかしたことで、8億円値引きが行われたというように考えた方が筋が通るはずである。

これに関しても2カ月前に公開した拙コラム「偶然ではない、森友学園問題と「南スーダンPKO撤収」を結ぶ点と線」の中で指摘しているので、ご興味のある方は是非目を通して頂きたい。

近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

近藤駿介 実践!マーケット・エコノミー道場

入会キャンペーン 実施中!

メルマガのお知らせ

著書

アラフォー独身崖っぷちOL投資について勉強する

Anotherstage LLC

金融に関する知見を通して皆様の新しいステージ作りを応援

FC2ブログランキング

クリックをお願いします。

FC2カウンター

近藤駿介 facebook

Recommend

お子様から大人まで
町田市成瀬駅徒歩6分のピアノ教室

全記事表示リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR