2017/09/30
「小池劇場」の裏で繰り広げられる「安倍劇場」
「首相は民進党が希望の党に合流する動きを念頭に『2009年や1993年にブームが起こり、そこから生まれたのは混乱と経済の低迷だ』と強調」(30日付日経電子版「新党ブーム、『混乱と低迷生んだ』 首相強調」)ちょうど安倍総理のこうした発言が過剰脚色であるという指摘を含めたコラムを昨日書き下ろしたところ。そのコラムは先ほど「テレビが伝えぬ『小池劇場』 本当のみどころと安倍総理最大の不安」(コラムタイトルはいつも通り編集部作)というタイトルで「Money Voice」で公開されました。
「Money Voice」向けのコラムはこの2週間で4本目。「解散」から「希望の党」誕生など、突っ込みどころ満載の出来事が起こったおかげ。この先暫くネタに困ることはなさそう。これまで提供したコラムは3本ともアクセスランキング Top10 入りしており、果たして4匹目のドジョウとなるか。
「安倍総理の『90年代の新党ブーム』も『ブームからは希望は生まれない』という発言も、事実に基づいたものではある。しかし、すでに日本が『長い経済の低迷に突入』していた後に、わずか10か月だけ政権を担った新党に、『長い経済の低迷に突入した』責任を押し付け、『ブームから希望は生まれない』と結論付けるのは、あまりにも脚色が強すぎる虫のいい主張だといえる。
こうした、少しの事実を大きく脚色するのが、『安倍劇場』の最大の特徴である」
ご興味のある方は是非こちらから。