2020/12/14
「二兎負うものは一兎も得ず」で終わる気配濃厚な「勝負の3週間]
「政府は14日の新型コロナウイルス対策本部で、観光需要喚起策「Go To トラベル」を全国一斉に一時停止すると決めた。期間は12月28日から2021年1月11日まで」(14日付日経電子版 「GoToトラベル全国で一時停止 12月28日~1月11日」)菅総理の看板政策である「Go to トラベル」が一時中止に追い込まれた。
「コロナ感染防止と経済回復の両立」を実現し支持率を回復を目指した菅総理の「勝負の3週間」が「二兎追うものは一兎も得ず」で終わりそうな気配濃厚になったことで「追い込まれ停止」を余儀なくされた格好。
さらに自らのお気楽な「ガースー発言」も飛び出し支持率も急落、一部の調査では支持・不支持逆転という悲惨な状況に。
国民の多くが、お坊ちゃまならいざ知らず、現場への配慮が出来ない自称「叩き上げ」総理には存在価値を見出せなくなっているようだ。
これで可能性が残っていた年明け解散は困難となり、来夏以降の「追い込まれ解散」の可能性が高まったといえる。それは、菅内閣が短命政権で終わるということとほぼ同義語。