再び動き出した「急激ではない円高」

早川日銀総裁の、「当局がコントロールできるものではない」というコメントをきっかけに「急激ではない円高」が、再び動き出した。為替市場で円は対ドルで83円台半ばと15年振りの水準まで上昇した。
欧州で実施されたストレステストの際に、一部の金融機関が国債の持ち高を過少申告した疑いがあることが円高の要因だと認識している野田財務大臣が「必要なときには断固たる措置をとる」と円売り・ドル買い介入も辞さない姿勢を示したものの、「急激ではない円高」には「のれんに腕押し」。
小沢陣営の海江田万里氏が「小沢苦戦」を認める発言をし、菅首相は既に勝利を確信したかのような「小沢氏処遇問題」に言及した直後に、為替市場で円高が進んだのを「偶然」と片づけてよいのだろうか。
「クリーンなイメージ」で優勢が伝えられる菅陣営。そして、それを背景に進む「急激ではない円高」。代表選挙で勝利を掴み取る為の最後の関門は、金融市場に「有能な政治家であるというイメージ」を植え付けられるか否かかもしれない。この作業は、世論の「反小沢」を払拭するのと同じ位厳しい壁である。

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近藤駿介

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ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

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