バブル懸念が高まる米国とデフレ懸念が高まる日本

イエレンFRB議長が追加利上げに慎重な姿勢を表明した直後に発表された3月の米雇用統計は、市場の予想を若干上回る内容だった。

失業率こそ前月比0.1%上昇の5.0%となったが、63%と2014年3月以来2年ぶりの高水準に達した労働参加率が、労働力人口に復帰した人が増えたことが失業率上昇の原因であるという説明によって正当化出来る範囲のもの。

注目された平均時給も前月比0.3%増と、穏やかな上昇ながら前月のマイナス0.1%から回復するとともに、前年同月比では2.3%増と、コアCPIや個人消費支出(PCE)コア・デフレーターの上昇を上回っており、実質賃金はプラスで推移しているといえる状況にある。

市場予想を上回る内容だった雇用統計発表を受けた金融市場の反応は、雇用統計発表直後は利上げを意識して一瞬 ドル高、株安に反応したものの直ぐにドル安、株高に転じる格好となった。

この辺は先週の講演会でイエレンFRB議長が利上げの条件に「海外経済リスク」を上げるなか、日経平均株価が▲3.55%、ドイツDAXが▲1.71%、香港ハンセン指数▲1.34%と、アジアと欧州の主要指数が大きく下落していたことも影響したといえる。

イエレンFRB議長が利上げの条件として「海外経済リスク」をあげたことで、世界の金融市場の混乱は、米国の利上げを先送りする材料となり、米国株式市場を支える格好となった。

以下、「米国のマネタリーベースの動向とFRBの政策」「日銀新審議委員に対する評価」「急落した日本株」については有料メルマガでお読みください。

また、日銀のマイナス金利政策の影響などについて開設をした、3月12日に東京ドームシティのプリズムホールで開催された「投資戦略フェア2016」で行ったセミナー「“Bye-bye Abenomics” でどうなる?日本株」 のDVDが、ゴゴジャンさんから発売されたので、是非見て頂きたい。

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