EU離脱問題 ~ 綿密な連携の中での日銀の対応は?

黒田日銀総裁の記者会見で最も気になったのは下記の部分。

「英国の欧州連合(EU)からの離脱問題に関しては『国民投票で市場は揺れている』などと懸念を表明。離脱が決定するなどして、国際金融市場がさらに混乱した際の対応については『各国の中央銀行と緊密に連携している』とし、ドル資金供給などで『十分に対応できる』と説明した」(16日付日経電子版)

ドル資金供給などで「十分に対応できる」と説明した…。

英国でEU離脱が決まった際に起きるであろう「ポンド売り・ドル買い」に対して、各国の中央銀行は綿密に連携して対応しようとしているようだ。

この連携の中で日銀はどのような対応をするのだろうか。

日銀がドルを供給する(売る)としたら、どの通貨を買うのだろうか。まさか「円買い・ドル売り」介入は出来ないので、常識的には「ポンド買い・ドル売り」。

しかし、日本が実施したいのは「円売り・ドル買い」。しかしこの介入は各国の中央銀行が連携して対応しようとしている「ドル資金供給」に逆行するもの。

果たして各国との綿密な連携の中で「円資金供給」のための「ポンド買い・円売り」介入の合意を得られるかのだろうか。残された時間はあと1週間だ。
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近藤駿介

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