損した、儲かったの議論では見落とされてしまう「GPIFの問題点」

先月から東洋経済オンラインにコラムを提供させて頂いています。

今日掲載されたコラムは「巨大機関投資家GPIFは『危機的状況』にある」(titled by Toyo Keizai Online)。

円高・株安が進むと、マスコミ等からGPIFの運用状況に関する取材が増えます。

そして、取材は長い時には1時間半に及ぶこともあります。それは、GPIFの運用に関する根本的な問題点等からお話しするからです。

しかし、紙面や時間の関係がありますから、コメントとして使われるのはどうしても「〇兆円の損失が出ている」といった表面的なところに限られてしまいます。

参院選を控えていることもあり、円高・株安で大きな損失が出たことに対して「アベノミクスは失敗だった」という批判も強まっています。しかし、こうした批判は円安・株高になって利益が出れば「アベノミクスは成功だった」と称賛するのと何ら変わりません。どちらも「結果論」に過ぎないからです。

GPIFが抱える本質的な問題点は、円高・株安になろうが円安・株高になろうが変わることはありません。

ですから、損失がどのくらいか、これまでどのくらい収益を上げてきたか、というところに目を奪われている限りGPIFの運用に関する問題点は見過ごされてしまいます。

今日掲載して頂いたコラムは、常にお話ししているGPIFの運用の問題点の一部を書いたものです。ご興味のある方はぜひお読みください。http://toyokeizai.net/articles/-/125741

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近藤駿介

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ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

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