新刊発売のお知らせ

3連休明けの22日(水)に、秀和システムから新著「アラフォー独身崖っぷちOL 投資について勉強する」が発売されます。

表紙

女性編集担当者から、投資や金融に関する本は全て「オトコ目線」で書かれているので、「女性目線」で書いてほしいという依頼を受けて年をまたいで書き上げたものです。

タイトルは「アラフォー独身崖っぷちOL 投資について勉強する」とちょっと変わってますし、装丁もおよそ金融や投資の本とは思えないデザインになっています。

「女性目線」とはいえ、金融や投資には男女の違いはありませんので、専門的になり過ぎず、わかりやすい文章で書くことを心掛けただけ(読み返してみるともっとわかりやすく書けたのではないかと反省するところは多いですが)。

とは言え、内容的には結構高度。特にマイナス金利政策など日銀の金融政策や年金に関する章は少し難しいかもしれません。

その他「資産形成」と「資産運用」の違いや、「若いうちはリスクが取れる」「ドルコスト平均法が最強」「初心者は分散投資」といった、「投資の常識」 だと思われていることにも切り込んでいます。

執筆にあたっての重要な目標は、「Mind Reset」をしてもらうこと。

金融リテラシー向上を目指している方、資産形成を考えられている方は是非。

【目次】

第1章 お金がなくて野垂れ死なんて絶対イヤ! ところで投資する上で必要な知識ってありますか?

 1 将来が不安なのに何から手をつければいいのかわからない
 2 日本経済を動かしている立役者は女性
 3 新聞は「粗筋のわからないドラマ」と同じ
 4 新聞を読んでも「知識」は付かない?
 5 知識が付かない「2つの理由」
 6 アメリカの新聞と日本の新聞の差
 7 経済記事ですら意図が不明確
 8 丸暗記はNG。正しい「新聞の読み方」とは?
 9 学生時代の「一夜漬け」は全く頭に残っていない
 10 丸暗記すると脳みそが機能しなくなる
 11 ネットに頼れるものはネットに頼ってしまっていい
 12 AIより私たちが優れていること
 13 「知っている」ことは実は足かせになっているケースも……
 14 投資本の用語に惑わされてはいけない
15 投資に必要なのは常識
 16 雑誌やキュレーションサイトは「ほどほど」に
 17 新聞を正しく読むことで「理解力」は格段にアップする
 18 老後に備えるために今からやっておくべきことは?
 19 経済を理解する上でうってつけの項目

第2章 まずは「金融の仕組み」を教えてください!

 1 最近よく聞く「異次元の金融緩和」って何?
 2 「アベノミクス」と「異次元の金融緩和」の関係を整理しよう
 3 お金の流れを正しく捉えよう
 4 まずは銀行を知ろう「ATMの先にある銀行の素顔」
 5 銀行の収益の上げ方
 6 銀行業の特殊性
 7 自分の都合で「仕入」と「販売」をコントロールできない商売
 8 銀行が自分の都合で「仕入」を調整できないワケ
 9 「商品の価値が変わらない」という特殊性で成り立つ金融
 10 インターバンク市場の主役は日銀である
 11 「買いオペ」「売りオペ」とは何か
 12 日銀はインターバンク内のお金をどう調整しているのか
 13 日銀が「銀行の中の銀行」である理由
 14 日銀当座預金に積む必要額
 15 伝統的金融政策と非伝統的金融政策
 16 日銀流「お金の増やし方」
 17 マネタリーベースとは何か
 18 苦肉のマイナス金利政策
 19 結局マイナス金利政策って何?
 20 マイナス金利政策が金融機関に及ぼす影響
 21 行き詰った政策

第3章 ところで、私たちの世代って年金はもらえるの?

 1 年金の仕組みはどうなっているのか
 2 20歳以上は必ず支払う国民年金
 3 増え続ける年金保険料
 4 個人、企業、国から支払われる年金
 5 公的年金の仕組みとGPIF
 6 段階の世代が年金受給者になり収支のバランスは崩れた
 7 巨大組織GPIF
 8 現在の高齢者の年金受給額は夫婦で約22万円
 9 若い世代は「年金は受給されるが充分な額ではない」
 10 厚生年金も現在より減る可能性が高い
 11 政府の見積りは甘い?
 12 政府が試算する最悪ケースでもGPIFの利回りは楽観的数値のまま
 13 トランプ米大統領の動きもGPIFに関係してくる
 14 色々と策を練っても安泰とは言い難い年金の将来
 15 十分な年金を受給できない可能性もあるなら、何をすべきか

第4章 ちょっと興味はあるんだけど……投資家デビューする前に知っておくべきこと

 1 「投資から貯蓄へ」を真に受けてはいけない
 2 そもそも「投資」とは何か
 3 金融商品はたった2つにしか分類できない
 4 「市場商品」と「金融商品」の違い
 5 投信選びに失敗しないための第一歩
 6 投資家が「回避したいリスク」と販売会社が「回避したいリスク」
 7 運用会社は「損益リスク」を負っていない
 8 投資商品の損益に依存しているのは投資家だけ
 9 手を出していい商品、出してはいけない商品はありますか?
 10 シンプルな「市場商品」を選ぶべし
 11 市場取引の中でもアクティブ運用は選んではいけない
 12 初心者はパッシブ運用を利用しよう
 13 コストパフォーマンスを考えてETFがお勧め
 14 AI投資信託は危険
 15 AIを使った資産運用サービスに手を出すなかれ
 16 ラップ口座にも手を出してはいけない
 17 「お勧めの商品は何か?」と聞くのは絶対にダメ

第5章 老後も今みたいに暮らしたい! だから「資産形成」について教えてください

 1 資産形成と資産運用は明確にわける
 2 手持ちのお金だけでは信用は買えない
 3 FXで1000万円より貯金で500万円の方が信用が高い
 4 貯蓄をベースに投資することが大事
 5 若いうちはリスクを取る必要はない
 6 資産形成の運用利回りと開始年齢
 7 運用期間が短ければそれだけリスクになる
 8 とにかく「期間」と「目標金額」を明確に
 9 バブル崩壊後に主流になった「ドルコスト平均法」
 10 なぜドルコスト平均法は主流になっていったのか
 11 ドルコスト平均法で積み立てをした際のシュミレーションとは
 12 ドルコスト平均法で資産形成はできない
 13 世間には間違った情報を流す無料セミナーで溢れている
 14 公的年金が頼れない時代に想定するリスク
 15 共倒れリスクにご注意を
 16 資産形成であれば分散投資は必要ない
 17 将来が不安な人にお勧めの商品とは
 18 米国ドル建てリタイアメント・インカムの利点

第6章 「不動産投資」もいいのかな? マイナス金利だからマンションを購入するべき?

 1 女性誌で不動産経営が勧められているわけ
 2 不動産は初期投資1000万円は必要
 3 不動産経営はきちんとした準備が必要
 4 株式やFX投資よりリスクが低いのは比較対象が違うから
 5 不動産経営は「事業」である
 6 低金利で不動産購入が増えるということは賃貸が減るということ
 7 東京23区でもアパートの空室率は35%近い
 8 ところで空室率とは何?
 9 空室率の増加は相続税増税が発端
 10 空室率は今後も増加の傾向
 11 「30年、一括借り上げ」サブリースの罠
 12 「保障家賃」は30年間保証されるわけではない
 13 購入できるかよりもローンを返済できるかを主眼に
 14 マンション区分所有がお勧め
 15 不動産を購入する際は株式以上に銘柄に注意する
 16 徒歩10分以内立地はリスクが下がる
 17 つまるところ、コツコツ資産形成が大事

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近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
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ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

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