2017/05/20
村田諒太タイトル獲得ならず ~ ボクシングの罠にはまった村田
新チャンピョンが一度に3人誕生するという、日本ボクシング界にとって歴史的な日になるはずだった。しかし、トリプルタイトルマッチのトリを飾った主役の村田諒太が、採点競技でもあるボクシングの罠にはまってしまった。
格闘技ボクシングとしてみれば完全に村田諒太が勝者だったバズだが、マストシステムを採用する採点競技ボクシングでは、苦し紛れのパンチを含めて手数を出し続けた相手に勝利を手にすることは出来なかった。
皮肉なことは、アマの頂点を極めたオリンピック金メダリスト村田諒太が、アマチュアに近付くプロボクシングの採点方法の前に世界でチャンピョン目前で敗れ去ったこと。
問題は、終始圧力を掛け続け、格闘技としてのボクシングでは勝者だった村田が、これまでのスタイルを変えるかどうかだ。今のスタイルでKOできれば問題はない。しかし、今のボクシングスタイルでは判定になった場合負けるリスクのあることが明らかになった。
今回の判定を「疑惑の判定」と割り切って今のボクシングスタイルを続けるのか、判定になったら負けるリスクがあると考えてボクシングスタイルを変えるのか。
プロボクサー村田諒太にとって今回の試合は大きな分岐点となるかもしれない。村田諒太が今回の結果をどのような形で受け止めて再起してくれるかが、ファンとして最大の楽しみだ。
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