日銀新審議委員就任 ~ イエスマン多くして日銀山に登る

「『足元の景気回復は金融緩和の一つの成果だ』とこれまでの日銀の取り組みを評価した。その上で 『(2%の物価目標を掲げた)政府との共同声明のもとで、できる限りのことをやるというのが日銀の唯一かつ最大の使命』 と強調した。金融政策を正常化する際の出口政策への説明を求める声に対しては 『時期尚早』 とした。」(25日付日経電子版「鈴木・片岡日銀審議委員 なんとしても物価目標達成」

こりゃダメだ。

結果が出ない「異次元の金融緩和」を盲目的に持続しようとする人が新たな日銀審議委員に就任した。

黒田日銀の失敗は、現実を理論通りにコントロールできると思い上り、実体経済を学者の実験に使ったことだ。金融政策を研究者の持論の実験場にしてはならない。

「異次元の金融緩和」が行き詰まっている今、新しい審議委員に求められるのは、「2%の物価安定目標」の達成時期をなぜ6回も先送りしなければならなかったのか、その現実をつぶさに点検し問題点を見付け、対応策を見つけ出す能力を持った人間だ。

政府との「共同声明」のもとで「2%の物価安定目標」を達成するまで、5年経っても成果がでない「異次元の金融緩和」をダラダラと継続することを追認するだけの審議委員など無用の長物。

イエスマン多くして船山に登る。

残念ながら、日本経済が金融政策によって正しい方向に向かうことは期待薄だ。国民が出来ることは、神風が吹くように祈り続けることのようだ。

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近藤駿介

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