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SC出店数「純減」~ 「もはやデフレに逆戻り」という現実

「ショッピングセンター(SC)経営が曲がり角を迎えている。テナントの新規出店数がこの1年で3割減り、退店数を下回る『純減』傾向が続いている。SC自体の新規開業は堅調だが、古い施設を中心に既存の衣料テナントなどの退店跡地を埋められない『歯抜け』事例が目立ってきた」(25日付日経電子版「ショッピングセンター、目立つ空き店舗 出店3割減」

かつて地元商店街をシャッター街に追いやった大型ショッピングセンター。そのショッピングセンターがシャッター街と化す危機を迎えている。

ショッピングセンター経営が厳しさを増してきているのはネット販売の普及だと言われているが、根本にあるのは個人消費の低迷と、その原因となっている低賃金化であることを忘れてはいけない。

ビジネスが成立するための必要条件は「売上」であり、法人税率や金利負担ではない。

少ない「売上」でビジネスを成り立たせるためには、家賃や人件費を削るしかないが、ある企業のコストカットは、その他の企業や従業員の「売上ダウン」を招くもの。その結果起きることは「デフレ」。これは「マインド」の問題ではない。

ショッピングセンターが経営の岐路に立たされているという現実は、政府が強調する「もはやデフレだといえない状況を作り出した」という「マインド」が幻想であって、「もはやデフレに逆戻りしつつある」というのが現実であることを突きつけたものだといえる。

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近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

近藤駿介 実践!マーケット・エコノミー道場

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著書

1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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