米国に先行する日本 ~ パッシブ運用主流の時代

「米国の運用担当者の心に永遠に刻まれる転換期が訪れようとしている。それはパッシブ投資がアクティブ投資を追い抜く時だ。ブルームバーグ・ニュースの試算によると、その瞬間は2019年にやって来る」(15日付Bloomberg 「株式ファンドは19年が転機、運用資産でパッシブがアクティブを逆転」

これまで投資の分野で日本は米国に25年遅れていると言われていた。しかし、こうした見方は過去のものとなったといえる。

世界最大の機関投資家であるGPIFの資産配分は、パッシブファンド90.62%に対してアクティブファンドは僅かに9.38%(2016年度)に留まっている。資産配分においてパッシブファンドがアクティブファンドを上回る状況は2002年度から続いている。

運用資産が膨らめばポートフォリオがインデックスに近付くことは当然のこと。日米欧の主要中央銀行が経済活動に必要な資金の数十倍の資金をばら撒いている状況でパッシブ主流になっていくのは自然な流れだといえる。

こうしたパッシブ主流の時代が長く続くと、アクティブファンドの運用能力が低下していくことになる。それは米国に15年先行してパッシブ主流に転じた日本で既にみられている現象。

「BM+α」というインデックスファンドとほとんど変わらない運用がアクティブファンドと称されるようになっていく。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

近藤駿介 実践!マーケット・エコノミー道場

入会キャンペーン 実施中!

著書

1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

近藤駿介 Official Site

各種お知らせ等はこちらから

FC2ブログランキング

クリックをお願いします。

FC2カウンター

近藤駿介 facebook

Recommend

お子様から大人まで
町田市成瀬駅徒歩6分のピアノ教室

全記事表示リンク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR