20年ぶりに訪れたファンドマネジャーの「顔で売る」時代

「投資信託の運用担当者であるファンドマネジャーを前面に出し、個人投資家向けに投信をアピールする運用会社が現れた」(23日付日経電子版 「投信はファンドマネジャーの「顔で売る」時代に」

日本のメディアや投資家は2000年前後のネットバブルの時代を忘れてしまったのだろうか。ファンドマネージャーを前面に出した投信をアピールするのは何も初めてではない。

1990年代末に雨後の筍のように表れた「カリスマファンドマネージャー」達は、ネットバブルの崩壊と共に全員が消え、今では完全に忘れ去られた存在になっている。

公的年金と中央銀行がマーケットリスクを支える株式市場で、ベンチマークに勝つことが目標とする追加型投信の運用にどれほどの付加価値があるのだろうか。

本当に運用会社がファンドマネージャーの運用能力を前面に出すのであれば、追加型投信ではなく単位型投信で勝負してほしい。
運用に失敗してもビジネスとしては失敗しない追加型投信に拘り続ける限り、ファンドマネージャーを前面に出した商品も所詮は「運用商品」ではなく「販売商品」の域を出なくなってしまう。そしてファンドマネージャー達も10年後には忘れ去られた存在になってしまうだろう。
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近藤駿介

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Author:近藤駿介
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ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

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著書

1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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