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分散投資に対する誤解 ~ 投資対象の分散と将来のリスク分散

「例えば『iFree年金バランス』は、日本の公的年金の運用を任されている年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が公表する資産配分にならい、先進国の株式や債券を組み入れている」(17日付日経電子版 「55歳からの投資戦略 利回り3%で96歳まで資産延命」

ということは、GPIFの運用がうまく行かなかった場合、将来受け取る年金の減額リスクが高まると同時に、自分の金融資産も目減りするという「共倒れリスク」が高まるということだ。。

この「共倒れリスク」は小生が「投資の常識は非常識」という講座でずっと指摘し続けて来ていること。

投資対象資産は分散されているかもしれないが、それが将来の受給年金と自分の金融資産のリスク分散になるとは限らないところがポイント。重要なことは、「分散投資」は「目的」ではなく「手段」だということだ。

「分散投資」さえすれば大丈夫というような、非現実的で無責任な主張を鵜呑みにしてはならない。「投資の常識」のほとんどは、金融商品の作り手と売り手によって作られていることを肝に銘じなければならない。長年運用してきた経験から危惧していることは、論理矛盾を含んだ「投資の常識」が多過ぎることだ。
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近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

近藤駿介 実践!マーケット・エコノミー道場

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著書

1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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