2019/03/21
ガラパゴス化する日本~世界で唯一経済見通しを下方修正しない国
中国が全人代でGDP成長率の目標を6.0~6.5%に引下げる格好で景気鈍化を認め、ECBが経済見通しを下方修正し、利上げ先送りと実質的量的緩和の復活を決めたのに続き、FRBも「海外経済の減速が米景気の逆風になってきた」という理由で利上げ打ち止めと、バランスシート縮小を9月末で終えることを表明した。世界主要国が経済見通しを下方修正するなか、「設備投資や消費の底堅さを理由に緩やかな景気回復が続いているとの見方を強調」するのは、これまで戦後最長の景気回復を見せる中で、史上最大の金融緩和を続けて来た日本だけとなった。
「素直になれない日本」「景気認識と政策に整合性のない日本」…。政策面での日本のガラパゴス化がより鮮明になってきた。
誤った政策は誤った政策を招く。誤った政策は誤った政治を招く。誤った政治は政治家の嘘を招く。こうした負の連鎖が招く悲劇は、金融市場が政策当局を信頼しなくなること。すなわち、政策当局が金融市場をコントロールする能力を失うということだ。くわばらくわばら。
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