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大統領からFRB議長への贈り物 ~「疑念が確信に変わった」FRB議長

「例えば1ポイント程度の幾分かの利下げが実施され、幾分かの量的緩和が実施されれば、米経済はロケットのように上昇する可能性がある」

こうしたトランプ大統領の予見に誘われたように米国株式市場は史上最高値を大幅に更新してきた。NYダウは2万7千ドルの、S&P500は3000ポイントの、そしてナスダックも8200ポイントの節目をまさにロケットのごとき勢いで抜けてきた。

株式市場が上げ基調を強めたのは注目されていた議会証言でパウエルFRB議長が「2%の物価上昇率を大きく下回りたくない。後手に回らないようにするのが、日本から得た教訓だ」と日本の名前を挙げて今月末のFOMCでの利下げに前向きな姿勢を示したからである。

パウエルFRB議長が利下げを容認する発言をすることは、議会証言に先立つ5日にFRBが議会に提出した「金融政策報告書」のなかで「経済成長ペースが4~6月期に鈍化した。過去最長の米景気拡大を持続させるための利下げもありうる」と明言してことから予想されたことではあった。
パウエルFRB議長は証言の中にわざわざデフレから脱却できないでいる「日本」という名前を入れることで利下げ姿勢の強さを伝えようとしたようだ。

今回のパウエルFRB議長の議会証言は、内容こそ予想通りだったが「日本」発言を含めてとても興味深いものだった。
パウエルFRB議長は「失業率とインフレ率の関連性は約20年前に弱まった上、関連性はますます弱まっている」と発言し、これまでFRBの金融政策の基盤となっていた「フィリップ曲線」が時代遅れものだという考えを明らかにした。

パウエルFRB議長は昨年のジャクソンホールでの講演でも「インフレはもはや労働市場の引き締まりと資源利用への圧力の高まりを指し示す第一の目安でも最良の目安でもなくなったのかもしれない」という表現で「フィリップス曲線」に対する疑問を投げかけていたが、今回の証言でこうしたパウエルFRB議長が抱いていた「フィリップス曲線」に対する「疑念が確信に変わった」ことを示す格好となった。

同時に昨年のジャクソンホールでの講演で  …(中略)…

では、GDPがFRBの見通し通りの結果になり利下げが確実になったら株価はさらにロケットのように上昇するだろうか。
これに対しては…


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近藤駿介

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Author:近藤駿介
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ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

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1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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