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GPIFが示唆する日銀金融緩和の限界

「ヘッジをするためには金利差分のコストを負担しなければならないが、為替変動のリスクを抑えることができる」(28日付日経電子版「GPIF、為替リスク回避の取引開始 外債1兆円超」

「金利差分のコストを負担する」ということは、理論上円金利と同じ利回りしか得られないということ。

昨年末までのFRBによる利上げによる金利差の拡大と、日本国債の投資魅力がなくなったことによる米国債への投資意欲が強まりを受けてヘッジコストが高くなったことで投資採算が悪化、外債投資を縮小している金融機関も増えてきている。

そうしたなか、外債投資を止めるわけにもいかないGPIFは、FRB利下げに伴う円高リスクに強い警戒感を抱いているのだろう。それは、日銀には追加緩和の余地がないと考えていることの証明でもある。日銀に「金融緩和の余地」があるとしたら、為替ヘッジを急ぐ必要はないからだ。

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近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

近藤駿介 実践!マーケット・エコノミー道場

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著書

1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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