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新会長就任 ~ 日本が向かうのは「セクハラ天国」か「ダブルスタンダードの国」か…

昨日ブログで「「政界の父」から「政界の娘」に引継がれた会長職 ~ セクハラ認識の甘い国」という記事を公開しておいたところ、BLOGOSに転載され朝一時点で閲覧数トップに。ブログを更新するのは1カ月ぶり、BLOGOSに転載されるのは3カ月ぶりだったにもかかわらず…。

ところで、小生は別に新会長を嫌っている訳ではない。

新会長は、就任会見で自らの過去のセクハラ疑惑に対して

「自身の軽率な行動について深く反省している。…(中略)…会長職を全うすることで、しっかりと多様性や調和、男女平等、あらゆる問題に対してオリンピズムの原則、ムーブメントをもとに着実に進める。そうすることで皆さんにご理解いただけることになると思う」

と述べていたが、これで大臣や会長職に就く、留まることを許されるのであれば、セクハラはやり放題になってしまう。

仮に男性が女性に対して、新会長が7年前に行った行為と同様の行為に及んだ場合、「自身の軽率な行動について深く反省している」というコメントを出せば許されることになるのだろうか。

許されるとしたら日本は「セクハラ天国」となるし、許されないとしたら「ダブルスタンダードの国」になってしまう。

就任会見では「アスリート出身のわたくしとして全力を尽くしたい」とアスリート、オリンピアンとしての経験を活かす意思を見せたが、「セクハラ疑惑を招いた経験を活かして、ジェンダー平等とセクハラ撲滅などに全力を尽くしたい」と付け加えるくらいの強い意志をみせて欲しかった。

それにしても気色悪いのは、前会長の発言に対して強烈な批判を繰り返したメディアのコメンテーター達が、新会長の過去のセクハラ疑惑に対して気持ち悪いくらい寛容な「わきまえたコメンテーター」と化していることだ。

「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という発言は OUT ! で、7年前の人気選手に対するセクハラ疑惑は SAFE ! という線引きが世界から理解を得られるのか、今後ジェンダー平等を目指す日本社会にとって正しい判断なのか、個人的には大いに疑問である。

人気者ならば SAFE ! 、嫌われものならば OUT ! になるのであれば、それは法治国家ではない。まさか近日中にセクハラ疑惑の時効は5年とかいう法律でも作る気なのだろうか。

賭け麻雀に続いてセクハラにおいてもダブルスタンダードを作ろうとしている日本。複数のダブルスタンダードを持つ国というのが日本の目指している国家像なのだろうか。
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近藤駿介

プロフィール

Author:近藤駿介
ブログをご覧いただきありがとうございます。
ファンドマネージャー、ストラテジストとして金融市場で20年以上の実戦経験を持つと同時に、評論家としても活動して来ました。教科書的な評論・解説ではなく、市場参加者の肌感覚をお伝えしていきたいと思います。

著書

202X 金融資産消滅

著書

1989年12月29日、日経平均3万8915円~元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

著書

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