東京都知事選日程決定~「後出しじゃんけん有利」を認めない「一次登録制度」を

猪瀬前都知事の辞職に伴う都知事選の日程が、来年1月23日告示、2月9日投開票に決まりました。公職選挙法の規定で、東京都選挙管理委員会に知事辞職が通知された翌日から50日以内に選挙を行うことになっており、今回は年末年始を挟む関係もあり、期限内で最も遅い投票日が選ばれたそうです。

都知事選は「後出しじゃんけん有利」と言われており、有力候補が揃うのは告示日に近くなるのかもしれません。そうなると、都民は「総理に次ぐ権力者」を僅か2週間程度で選ばなくてはならにということになります。候補者にとっては「後出しじゃんけん」の方が、猫を被り続けられ、ボロが出る可能性が低くなるので好都合かもしれませんが、有権者は少ない材料によるイメージ選挙を強いられるようになってしまいます。有権者にとって選挙期間が短くていいことは、町中で街宣車が叫び続ける期間が短くなることくらいでしょうか。

公職選挙法では、「東京都選挙管理委員会に知事辞職が通知された翌日から50日以内」と、「投票日」に規定を設けているようですが、立候補予定者は知事辞職が通知された翌日から2週間以内に登録を済ませなくてはならないという、「一次登録」という新たな規定を設けるのも一計かと思います。そうすれば、例え正式立候補が「後出しじゃんけん」になったとしても、有権者は1ヶ月以上立候補予定者の言動を精査が出来るようになりますし、街宣車が町中を走り回るのは今まで通り告示日以降という数少ないメリットも享受し続けられることになります。

都知事選は、石原慎太郎氏が4選を果たした2011年4月を含め、石原元都知事辞職に伴い猪瀬前都知事が当選した12年12月の選挙、そして来年2月と、知事辞職により3年間で3度目で、計130億円の経費が掛かると言われています。都知事選を「人手不足が制約条件にならない公共投資」だと割り切って考えればいいのかもしれませんが、もう「後出しじゃんけん有利」などという、選挙の本質を捻じ曲げるようなことが平気で通用するような選挙制度は見直すべきではないでしょうか。そのためには、「東京都選挙管理委員会に知事辞職が通知された翌日から14日以内に『一次登録』を行う」というような、「大胆な公職選挙法の見直し」が必要かもしれません。

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